知床・観光船沈没事故で、乗客の遺族29人が運航会社と桂田精一社長におよそ15億円の損害賠償を求めている訴訟で、被告側が「桂田社長個人の過失は認められない」とし社長に対する請求の棄却を求める答弁書を札幌地裁に提出しました。
「出航中止を指示しなかった社長の判断は注意義務違反だ」とする原告の訴えに反論し、「適切に運航すれば事故は回避可能だった」と主張しています。一方で、運航会社の賠償責任は限定的に認め、請求額について争うとしています。
テレビ北海道 2024年12月4日 17時46分
知床・観光船沈没事故で、乗客の遺族29人が運航会社と桂田精一社長におよそ15億円の損害賠償を求めている訴訟で、被告側が「桂田社長個人の過失は認められない」とし社長に対する請求の棄却を求める答弁書を札幌地裁に提出しました。
「出航中止を指示しなかった社長の判断は注意義務違反だ」とする原告の訴えに反論し、「適切に運航すれば事故は回避可能だった」と主張しています。一方で、運航会社の賠償責任は限定的に認め、請求額について争うとしています。