道東のマイワシまき網漁が「海のエコラベル」と呼ばれる海洋管理協議会(MSC)の認証取得に向けた審査に入りました。
認証取得を目指すのは十勝の広尾町の池下産業などです。日本でマイワシ漁業がこの審査に入るのは初めてです。認証制度は将来の世代に水産資源を残すためのもので、資源が持続可能なレベルにあり、漁業による環境負荷が最小限であることなどが求められます。
「海のエコラベル」が付いた水産品は昨年度、約70ヵ国で2万品目以上が、国内でも約700品目が販売されています。池下産業などは審査に向けて2年前から整備を進めていました。審査は来年9月まで続く見通しです。