冬の暮らしをもっと身近にと園児を対象にした体験教室がきょう札幌で開かれました。
札幌市が市内の認定こども園できょう開かれたのは「雪体験教室」です。年長クラスの園児およそ60人が参加し、雪だるまのキャラクターが雪との付き合い方を紹介する人形劇や雪かきの前に体を暖める体操を通じて冬でも楽しく過ごすコツを学びました。北海道や札幌の冬は雪かきや除雪作業が不可欠です。市では子どものころから雪のある暮らしに親しんでもらおうと、3年前から教室を開いています。この日は屋外で除雪車の見学も行われました。
札幌市建設局雪対策室事業課の坂幸次郎推進担当係長は「例えば雪かきを手伝うことで自主的に行動できる子にも育つ。効果の検証は難しい事業かもしれないが粘り強く実施したい」と教室の意義を話しました。
市は来年度も複数の園で教室を開く考えです。