札幌で開かれている「世界冬の都市市長会議」で札幌市は18日、GX=グリーントランスフォーメーション関連で世界から投資を呼び込む取り組みをアピールしました。
会議には中国の長春やフィンランドのロバニエミなど8カ国・15都市が参加しています。「冬の都市の新たな可能性、持続可能な社会の実現」をテーマに、各都市の事例や課題などを共有し、まちづくりに生かす狙いです。秋元克広市長はあいさつで「温室効果ガス排出を減らすことが重要。化石燃料から再生可能エネルギーへのエネルギー転換が有効な手段である」と述べました。
18日の会議で札幌市は、北海道内で洋上風力発電やデータセンターなどの立地や構想が進み、その中心として、GX関連の金融都市を目指しているとアピールしました。
天野周治副市長「今後10年間で創出される150兆円を超えるGX官民投資とそれに呼応した投資を世界中から呼びこむため、チーム札幌・北海道を設立しました」