札幌市交通局は今月下旬にも、路面電車に新型車両「ポラリスⅡ」を導入します。きょう車両がお披露目されました。
新型車両は、乗車定員がこれまでより4人増えたほか行先表示に英語表記が加えられました。路面電車の「ポラリス」は2013年5月から運行を開始。現在、3編成が導入されていますが緑色の車体が特徴の従来型より50センチ床が低く、高齢者でも乗り降りがしやすいと好評です。
今月下旬にも運行を始めるポラリスⅡは、通路の幅をさらに最大14センチ広げたほか、車内の照明が蛍光灯からLEDライトに変更されています。
市交通局の木戸上哲人係長は、「通路幅を広げることでより多くの人に利用していただけるように設計した。今後5年間かけポラリスⅡを5両導入したい」と話しました。
市は、新型車両の営業運転を早ければ年内にも始める予定で、来年1月にはお披露目イベントも計画しているということです。