記録的な大雪に見舞われ警戒体制が続く岩見沢で、市の職員による「豪雪パトロール」がきょうから始まりました。
きょう時点の積雪の深さは110センチで、平年の2.6倍となっている岩見沢。市の職員が高齢者や障がい者の世帯など1730世帯を対象に「豪雪パトロール」を始めました。
屋根から雪庇が垂れ下がっていないか、玄関先やストーブの排気口が雪で埋まっていないかなどを1軒ずつ確認。落雪による事故に注意を呼びかけるとともに、除雪支援も行いました。市の豪雪パトロールは通常、年明けからが多く12月の実施は珍しいということです。
市民からは「ことしは異常、こんなことは過去にない」、「今まで除雪をやっていたけれどできなくなった」、「ことしは降雪が早く多い」といった声が聞かれました。
市はあすもパトロールを続けます。気象台によりますと、岩見沢では明日あさっては雪がいったん収まる見通しですが、22日から23日にかけては再び冬型の気圧配置が強まり、雪が降りやすくなるということです。