道東自動車道の阿寒インターチェンジと釧路西インターチェンジの区間がきのう開通し、釧路市の市街地と札幌が高速道路でつながりました。
阿寒インターチェンジと釧路西インターチェンジの区間の整備は、2013年度から進められてきました。今回の開通により、道東自動車道は既に開通済みの釧路西インターチェンジから釧路別保インターチェンジの区間とつながり、総延長およそ275キロとなります。
北海道開発局によりますと、札幌と釧路市街地の間の所要時間は夏の時期で4時間12分ほどと、これまでより7分ほど短くなります。本別インターチェンジより東の区間は通行無料となります。
開通により、大規模地震で津波が発生した際に、浸水エリアを回避して釧路市内へのアクセスが可能となるため迅速な復旧作業が期待されるほか、物流や医療分野での活用も見込まれています。