札幌市の敬老パス存続を求める団体が25日、市民およそ2万9000人分の署名を秋元克広市長宛てに提出しました。
署名を提出したのは、市民団体などでつくる「札幌敬老パスを守る連絡会」です。連絡会は市が進めている敬老パス制度の見直しに反対していて、きょうの提出分も合わせ5万5000人分を超える署名を集めています。連絡会の関係者は「(市の提案が)一方的に廃止ありきという進め方にとても危機感を感じています。札幌市が福祉をやっぱり大事にしてほしい都市になってほしいと思う」と話していました。
連絡会はその後、市役所前で現行制度の継続を求める街頭宣伝を行いました。連絡会は見直し案が議論される来年3月の市議会までにさらに署名を集める方針です。