去年の道内の交通事故死者数が、統計がある1947年以降で最も少なくなったことが分かりました。道警のまとめによりますと、去年の道内の交通事故死者数は速報値で、おととしより27人少ない104人となり、最多だった1971年の889人と比べて9分の1まで減少しました。これまでの最少は3年前の115人で、記録更新は2年ぶりです。ただ都道府県別の死者数では東京、愛知などに続き、全国ワースト8位となっています。事故の発生件数は8743件、負傷者数は1万297人で、おととしから減った一方、飲酒運転を伴う人身事故は9件増えて95件でした。また死者のうち、約6割を65歳以上の高齢者が占めており、道警は引き続き 事故防止の啓発に力を入れる方針です。