札幌花き地方卸売市場でことしの取引が始まり、1年の商売繁盛を願ってセレモニーが開かれました。
きょうは市場を運営する札幌市の石川副市長が年頭のあいさつをした後、三本締めで初競りを祝いました。きょうから仕事始めという会社も多いことから、年始の挨拶用や店頭の飾りなどに使われるキクやバラ、カーネーションといった色鮮やかな花を中心に、岩見沢や新ひだか町など道内外で生産されたおよそ200種類、20万本が次々と競りにかけられました。
またきょうは生産者なども市場を訪れ、関係者にあいさつ回りをする姿が見られました。生産者の一人は、去年、おととしと猛暑で夏場の生産量が落ち込んだことから、「ことしこそは天候に恵まれるとありがたい」と話していました。市場では、あすから鉢物の取引も始まります。