総合スーパー・イトーヨーカドーの道内最後の店舗・アリオ札幌店が13日夜閉店します。閉店によりイトーヨーカドーは道内から完全撤退となります。
イトーヨーカドーアリオ札幌店は、大型ショッピングセンター「アリオ札幌」の中核施設として2005年にオープンしました。1階から3階に展開していましたが、去年1月以降は1階の食料品売り場のみで営業を続けていました。
イトーヨーカドーの道内店舗は道内1号店の帯広店をはじめ、最も多い時には15店ありましたが、近年は業績が低迷。先週までに琴似店などが閉店し、アリオ札幌店が最後の店舗となっていました。訪れた客は「子どもが小さい時から来ている。なくなると寂しい」「(アリオ札幌店が)できた時から通っていた。もう何年になるかいろんな思い出がある。(店には)ありがとうございましたと伝えたい」と話していました。
イトーヨーカドーアリオ札幌店の食料品売り場は3月をめどに食品スーパーのダイイチが引き継ぎます。