高騰が続くガソリン価格。きょうから政府の補助金が縮小し、さらに値上げの動きが出ています。
政府が物価高対策で続けていたガソリン価格を抑える補助金は、去年12月に続ききょうさらに5円縮小となりました。札幌・中央区のガソリンスタンドではレギュラーガソリン1リットル当たりの価格を、きのうより約8円値上げしたということです。
ガソリンスタンドの利用者からは「高くなった。なるべく街中に来るときは公共交通機関を使うようにしている」「生活は厳しくなる。政府の見通しがいつもその場しのぎでやっているような気がするのでなんとかしてほしい」「北海道は車の移動が多いから値上がりは大変」といった声が聞かれました。
おととい時点での道内のレギュラーガソリンの平均価格は178円90銭で、きょう以降、段階的な値上がりが見込まれています。また、灯油の平均価格も5円ほど上がる見通しで、家計への負担が大きくなっています。