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過去5番目のタンチョウを確認 道の第越冬分布調査

テレビ北海道 2025年1月16日 17時36分

去年12月に行われた国の特別天然記念物タンチョウの越冬分布調査で、道内では過去5番目に多い976羽が確認されました。

この調査は道が年2回行っていて、今シーズン1回目の調査が去年12月に道内各地で一斉に行われました。確認されたタンチョウは976羽で、前の年の同じ時期より少なかったものの過去5番目に多い確認数となりました。地域別では、釧路地方が552羽で最も多く、次いで十勝地方が291羽でした。

生息数の多かった釧路地区で前の年の同じ時期より200羽ほど減ったのに対し、十勝地区では80羽以上増えたほか、オホーツクや石狩などで過去最多となるなど、給餌場が集中する釧路地区以外で生息数が増えています。

調査に協力している有識者は「道央や道北への分布の広がりが着実に進んでいる」と分析しています。

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