きょうは1年で最も寒さが厳しいとされる「大寒」ですが、道内は気温が上がり、3月中旬から4月上旬並みの暖かさとなりました。
きょうの道内は上空に暖気が入り込んだ影響で、各地で気温が上昇しました。午後3時までの最高気温は、釧路市阿寒町中徹別で平年より10・1度高い「9度」、松前町で「8・6度」、札幌で「5・4度」などとなっています。
道民は「きょうは暖かい。大寒とは思えない。(札幌は)雪が少ないからとても楽な感じがする」「気温が上がると歩いていても体が楽だよね、道路によっては雪がとけているから水たまりが危ない気を付けなきゃ、ドライバーも」 と驚いた様子で話します。観光客も「すごく暖かくてびっくりした、帽子も手袋もいらないくらいで、さっきも中の服を脱いだ」と意外な様子。
大通公園では、来月の「さっぽろ雪まつり」開幕に向け、雪像作りが進んでいます。関係者によりますと「暖かい日が続いて雪がとけると、細かい作業が難しくなる可能性もある」ということです。また札幌管区気象台は、道内はこのあと2週間は気温の高い日が多くなる見込みで、屋根からの落雪などに注意するよう呼び掛けています。