JR釧網線の釧路-標茶間を走る臨時観光列車「SL冬の湿原号」の運行が始まりました。
多くの鉄道ファンがカメラを構えて待っていたのは「SL冬の湿原号」です。1940年(昭和15年)に製造されたC11形の機関車が、客車5両をけん引します。JR北海道が運行する唯一のSLで、2000年に復活しことしで25周年を迎えました。今季の運行初日となった18日はほぼ満席で、多くの乗客が車窓から雪景色を眺めたり、ダルマストーブでスルメを焼いたりして、思い思いに鉄路の旅を楽しんでいました。
乗客は「景色がすごいな、ということでまた来たいと思います」「蒸気機関車の音がすごい好きで録りたい。石炭の煙の香りもすごいいなって」などと話しました。
3月23日まで週末や祝日の33日間運行しますが、既に予約でほぼ満席ということです。