ススキノでおととし男性が殺害された事件。殺人などを手助けした罪に問われている父親の裁判で弁護側が証拠を提出しました。
ススキノのホテルでおととし会社員の男性が殺害され頭部を切断された状態で見つかった事件では、札幌・厚別区の田村瑠奈被告ら親子3人が殺人などの罪で逮捕・起訴されています。父親の田村修被告は、殺人や死体損壊のほう助には当たらないと無罪を主張しています。
きょうは弁護側が証拠を提出し、スマホでの「殺人時効」という検索について、同じ時間帯に修被告がスマホのSNSで仕事相手とやり取りをしていることから、その途中に修被告が検索したと考えるのは不自然なこと、自宅から押収された24本の刃物のうち6本が瑠奈被告が被害者と初めて会うより2年以上前に購入されていたことなどを示しました。