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札幌市の2025年度予算案 1兆2600億円超と過去最大

テレビ北海道 2025年1月27日 17時18分

札幌市はきょう、2025年度の予算案を発表しました。一般会計は1兆2600億円を超え過去最大の規模になりました。

新年度の一般会計予算案は、子ども医療費の対象を高校生まで拡充する費用や、去年国から特区認定を受けたGX(グリーントランスフォーメーション)関連の費用を盛り込んだことから1兆2600億円を超え、過去最大の規模になりました。記者会見を前に、今回の予算編成のポイントを秋元克広市長に聞きました。

秋元市長「GXや半導体分野の人材育成、こういったところの将来に向けての投資を考えた。加えて子ども子育て支援、ここに力を入れたいと思っている」

GX関連や半導体関連を含めた企業誘致などに20億円余りを計上します。札幌中心部の再開発や新幹線関連には、170億円余りを盛り込みました。

また、秋元市長は来月開幕するさっぽろ雪まつりの会場で、市の脱炭素やGX関連の取り組みをアピールする考えも示しました。

秋元市長「大通会場に水素や太陽光といったクリーンエネルギーだけで稼働するエリアを民間企業と一緒に作って、市民に体験していただこうと思っている。札幌や北海道がこういったことに先進的に取り組んでいることをアピールしていける」

2025年度の予算案は、来月の定例市議会に提出する予定です。

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