香港を代表する映画監督、ジョニー・トー監督がロケ地の下見のため来札しきょう、市長を訪問しました。
ジョニー・トー監督はカンヌやベルリンなどの国際映画祭の審査員を務めたほか、香港でも数々の映画賞を受賞していて、「香港映画界の巨匠」と呼ばれています。今回は映画のロケ地選定に向け、先月9日から道内を訪れ、札幌・大通公園や北広島のエスコンフィールド北海道などを回っています。
ジョニー・トー監督「何を探しているというのは、『雪』なんです。雪のシーンをたくさん探しています。今まで自分の中で脚本はまだないんです。撮り始めてから脚本変えていくいうスタイルです」
映画の主演には香港の有名俳優トニー・レオンさんを起用。公開は2027年度を予定していて、香港や台湾などでの上映も見据えています。市は「札幌を訪れる観光客が増えることに期待したい」とコメントしています。