客からの悪質なクレームや迷惑行為などのカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラ。対処方法を指南する講習会が12日、札幌で開かれました。
講習会はクレームや不当要求などに対する企業の対応を支援する会社が主催し、道内企業を中心に14社が参加しました。受講者は従業員を守るための対策などについてメモを取りながら熱心に聞き入っていました。カスハラの現状について参加者した飲食店の関係者は「少なからずですね、カスハラじゃないかなという案件は実際にあります。不当な要求、長時間の拘束といったことが多いですね」と話していました。
道はことし4月1日から、東京都と並んで全国で初めてカスハラを防ぐ条例を施行します。