能登半島地震の災害廃棄物が県内から初めて船を使って輸送され、11日、受け入れ先の新潟県糸魚川市に到着しました。
新潟県糸魚川市の姫川港で船から、次々と降ろされる大量の木くず。糸魚川市は能登半島地震で被災した石川県の復興を支援するため災害廃棄物を受け入れました。運ばれてきたのは能登町での公費解体で発生した木くずおよそ2000立方メートルで建物25棟分に相当します。今後バイオマス発電施設の燃料として使われます。
糸魚川市市民部環境生活課・橋場智行さん
「この災害廃棄物を処理しないことには復興が進まないので、そういったところでご協力できればと思っております」
糸魚川市は今年度末までに能登町から1万8000トンの災害廃棄物を受け入れる予定です。
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