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地震後初めて地元に響いた”御陣乗太鼓” 規模縮小し伝統の夏祭りを開催

テレ金NEWS NNN 2024年8月1日 18時26分

一時、孤立状態となった輪島市名舟町では、伝統の夏祭り「名舟大祭」が規模を縮小して営まれました。

テレビ金沢NEWS

輪島市名舟町で行われていたのは地元の夏祭り「名舟大祭」。

名舟町は元日の能登半島地震で土砂崩れが発生して一時、孤立状態となりいまだに1人の行方がわかっていません。それでも伝統を絶やしたくないと、規模を縮小して祭りを開催することに。

代々、地元の男衆に受け継がれる「御陣乗太鼓」が力強く打ち鳴らされました。

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地元の人は:

「よかったです、かっこよかったです」

(Q元気出ましたか?)

「はい、出ました」

「(大きくなったら)できればこの子にも祭りを見せてあげたい」

地震の後、初めて地元に響いた太鼓の音。打ち手の思いもひとしおです。

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御陣乗太鼓保存会・槌谷博之 事務局長:

「最高ですね、毎年そうなんですけど全国いろんなところ回って叩くんですけど、この祭りのこの地区で叩くのが1番緊張するんで。言うなれば早く、元通りの、去年までの生活に1日でも早く戻りたいと思いますけど」

まだ町を離れて避難生活を送る人も少なくありませんが、地元の伝統を守るため、これからも活動を続けていくということです。

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