9月の奥能登豪雨で被害を受けた農林水産業の再建に向け、国は能登半島地震と同じ水準の支援をする方針を示しました。
今回の豪雨災害では、奥能登2市2町で約150ヘクタールの農地で農作物への被害が出たほか、石川県輪島市と珠洲市の2つの漁港でも土砂が流入する被害が確認されています。
馳知事は、11日小里 泰弘 農林水産相に豪雨被害に関する要望書を手渡しました。
小里農相は、災害復旧事業に対する国の補助率を上げることや、農業機械や農業ハウスの再建など、「元日の地震と同じ水準の支援パッケージ」を活用するとしました。
小里 泰弘 農相
「地震災害において対応した対策と同水準の対策を講じていく。将来にしっかりとつないでいけるように国として万全の支援をしてまいりたい」
また、特例として農地が浸水して収穫ができなかった作物を処分する費用も支援するとしています。
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