困難を乗り越えて目標を達成したオリンピック金メダリストたちが金沢市内でトークショー行い、自身を勇気づけた“立ち向かう力”について語りました。
日本生命が開いたこのスペシャルトークショー。登壇したのはレスリングで世界大会とオリンピック合わせて16連覇を果たした吉田沙保里さんと、金沢市出身でロンドン五輪柔道女子・金メダリストの松本薫さん。そして、パリ五輪の柔道女子で金メダルを獲得した出口クリスタさんの3人です。
合わせて7つのメダルを披露した3人が明かしたのは、輝かしい実績の裏で経験した挫折や、気持ちを切り替えて逆境に立ち向かったエピソードでした。
吉田 沙保里 さん:
「最後、マットに上がるまでは自分が絶対に(金メダル)取りたいと。ここに何しに来たんだと。金メダル取るためにこれだけ頑張ってきたんだと思ったらやるしかないと」
そして、被災した人々に向けて…
松本 薫 さん:
「誰か必ず自分を見てくれる人がいると思うので、そういう方を思うだけでも気持ちがちょっと立ち上がる、力が湧いてくるのかなと」
出口クリスタさん:
「難しい状況ではあるんですけど、私たちも頑張っていきたいと思うんで、皆さんも明日を生き抜いて頑張ってほしいと思います」
11月には、輪島市の小学生を対象に、柔道の阿部一二三選手らが元気を届ける催しを開く予定です。
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