11月に入り冬を迎える準備が本格化しています。金沢市の兼六園では、冬の風物詩「雪つり」の作業が始まりました。
「投げるよ」
北陸特有の重い雪から木々の枝を守るために施される雪つり。兼六園では園内随一の枝ぶりを誇る唐崎松から作業が始ました。
庭師が14メートルの高さから縄を投げ下ろし、1本1本、丁寧に結わえつけていきす。
観光客:
「テレビで見たことはあったんですけど、こうして見ると臨場感があるし、皆様の苦労というものがものがすごく伝わってきて、本当に素晴らしいと思います」
地元の人は:
「金沢ならではの風物詩であって、金沢に住んでいることに満足と誇りを覚えます」
兼六園では園内の約800箇所に雪つりを施すため、作業は12月中旬まで続くということです。
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