7日は二十四節気の一つ「立冬」です。石川県を走るIRいしかわ鉄道では、線路上の雪を取り除くラッセル車の試運転が行われ、冬への備えが始まっています。
7日の石川県内は寒気や湿った空気の影響を受け、気温が下がりました。
最低気温は輪島市三井で5.5度、白山河内で7.0度など、7つの地点で今シーズン最も寒い朝となりました。
こうした中、金沢市のIRいしかわ鉄道車両基地で行われていたのは…
線路上の雪を取り除くラッセル車の試運転です。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、JRから運行を引き継いだ金沢駅から大聖寺駅間を除雪するため新たに導入したラッセル車です。
IRいしかわ鉄道施設センター・水上 昴亮 助役
「県内全線開業してから初めての冬を迎えます。冬を前にラッセル車の線路設備をしっかり点検してお客様に安定・安全輸送を提供できるように、万全の態勢で臨みたい」
ラッセル車は線路上に20センチ以上の積雪を確認したら、出動することになっています。
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