子どもたちの防災意識を高めようと、陸上自衛隊金沢駐屯地で15日、体験学習が行われました。
バスで金沢駐屯地を訪れた子どもたち。こちらで行われたのが…
「上手上手」
宝達志水町と自衛隊とが協力して開催した防災体験授業です。
防災意識を高めてもらうのが狙いで、宝達志水町内2つの小学校から4年生40人余りが参加しました。
「どんな形にするんだったけ?」
「台形!!」
「そう、台形に形を整えていきます」
こちらの児童は教わった形を意識しながら土のうを作っていきますが…
「もちつきや」
児童:
「力強くしてやると固くなって、やりにくい。実際にやってみてとってもむずかしい」
また、こちらでは自衛隊員が、元日の能登半島地震で倒壊した建物から行方不明者を探す際にも使われた、捜索用の機械を説明。
自衛隊員:
「上下左右に」
児童:
「気持ち悪い」「ヘビヘビヘビ」
子どもたちも実際に覗きながら防災について楽しく学びました。
宝達志水町・藤井 博樹 危機管理監:
「使用(方法)を完全にマスターするというよりは、こういうようなもので災害現場での救助活動があるんだっていうことを、イメージしていただくことによって、防災を身近なものとして防災意識を高めてもらう。災害に対して備えることの大事さを肌で感じていただければと思っております」
宝達志水町ではこうした体験学習をきっかけに、家族で防災について会話してもらえればとしています。
この記事の動画はこちらから再生できます