元日の地震で大規模な土砂崩れが発生し、男性1人が未だ行方不明となっている石川県輪島市。9月の豪雨以降、中断されていた捜索活動が18日朝から再開されました。
川島 行人 記者:
「輪島市市ノ瀬町では18日から行方不明者の捜索活動が再開されました。今も重機2台で土を掘り返しています」
行方不明者の捜索活動が再開された市ノ瀬町は、輪島市内から車で15分ほどの山間の地域です。
元日の能登半島地震で大規模な土砂崩れが発生した地域で、住民の垣地英次さん56歳の行方が未だわかっていません。
現場では、9月の豪雨で裏山から土砂が流入したり地盤が緩んだりしたことなどで捜索活動が中断されていました。
それから約2か月…
捜索活動の再開を受け、英次さんの兄・弘明さんは…
英次さんの兄・垣地弘明さん:
「見つからないのが不思議というか、やっぱりそれだけ大きな災害だったのかなと感じますし、豪雨で亡くなった方々につきましては、残念な結果ですけど見つかることができてそれはよかったなと思っていて、うちも続いて見つかればなという気持ちですね」
今後、県警や関係機関が中心となり、天候の良い平日の日中に捜索活動が続けられます。
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