本格的な雪のシーズンを前に、石川県金沢市のスキー場でリフトの取り付け作業が行われました。
19日の石川県内は、未明に最低気温が、輪島市三井で1.3度、かほくで3.1度など、多くの地点で今シーズン最も低くなりました。
こうした中、金沢市の医王山スキー場ではペアリフトの設置が始まり、作業員が重さ70キロほどの座席をボルトで固定していきました。
昨シーズンは雪不足によりオープンが1月下旬にずれ込み、例年の2割ほどの来場者にとどまったこのスキー場。営業範囲も限られ、ペアリフトが稼働することはありませんでしたが、今シーズンは冬将軍の到来に期待を寄せています。
金沢市スポーツ事業団・中元 大介 さん:
「ことしは大雪が降るという予想も出てますので、ウインタースポーツが今から盛んになってくるので、スキー場としてもたくさんの人を迎え入れたいと思っています」
医王山スキー場は、営業に必要な60センチ以上の積雪が確認でき次第、12月25日のオープンを予定しています。
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