水族館の人気者が帰ってきました。元日の地震のあと福井の水族館に避難していたイルカ2頭が19日、石川県七尾市ののとじま水族館に戻ってきました。
19日朝、福井県の越前松島水族館で行われた搬出作業。
コンテナの中に入っていたのは… カマイルカの「ゴウ」と「ニッシー」です。
能登半島地震の発生から数日後に、のとじま水族館から福井県の水族館に避難してきたこの2頭。これまで避難先で一般公開され、愛らしい表情を見せてきましたが、今回、約10か月ぶりに能登島に帰ってくることになりました。
福井を出てから約3時間後…
重盛 友登 記者:
「今、飼育員が総出でゆっくりとイルカを移していきます」
ゴウとニッシーは、のとじま水族館へ。ストレスがかからないようにと、この日はカメラの前に姿を見せることはありませんでしたが、2頭は無事、プールに移されたということです。
のとじま水族館・松岡 哲也 さん:
「ようやく帰ってきた、久しぶりに顔を見たなという感じです。地元の方も楽しみにされてると思いますので、出来るだけ早いタイミングでお披露目できたらなと思っています」
のとじま水族館では、県外の施設に移されたほかのイルカについても、年内に戻ることが出来るよう準備を進めていくということです。
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