能登半島地震の影響で1日1往復の運航が続いているのと里山空港発着の能登・羽田便について、全日空は12月25日から地震前と同じ1日2往復体制とすることを発表しました。
能登・羽田便は、地震があった元日から1か月近く運休した後、週3日で運航し、4月中旬からは今の毎日1往復体制となっています。
能登の復興に向け交通アクセス向上が求められる中、運航する全日空が12月25日から午後に1往復増やすと発表しました。これで午前中の往復便と合わせ、地震前と同じ1日2往復体制に戻ります。
復旧作業を行う支援者や災害ボランティアなどが多く訪れる空港の仮設飲食店街の関係者は…
仮設飲食店街でカフェ経営・鹿島 直皓 さん:
「僕らは外からも地元のお客さんからも支えてもらっている事業なので、たくさんの人が利用していただければ」
仮設飲食店街責任者・笹谷 将貴 さん:
「これまで1便だけだと調整がつかなかったら(復旧作業を)見送りのケースも多かったと思うけど、2便に増えたことで不満が解消されれば」
能登・羽田便は現在、災害ボランティアや復旧作業の支援者の乗客が増えていて、全日空の井上慎一社長は「復旧・復興に少しでもお役に立てれば」とコメントしています。
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