主に贈答用として扱われる金沢市特産のブランド自然薯「金沢藤五郎」が21日、初出荷されました。
金沢藤五郎は、粘りが強く食感が滑らかで調理しやすいのが特徴です。
金沢市の湯涌地区など4つの地区で7人の農家が生産していて、21日の初出荷では、その内の4人の農家から50キロが集出荷場に持ち込まれました。
ことしは夏の猛暑により病気や害虫の影響などが心配されましたが、大きな被害はなく生育は全体的に良好だということです。
JA金沢市金沢藤五郎部会・荒井 隆 部会長
「とろろ汁とかだんご汁とか…そのまま食べるのが一番いいと思いますけど」
金沢藤五郎は、22日からJA金沢市の農産物直売所などに並ぶ予定です。
出荷は12月まで続きますが、生産者が去年から2人減っていることなどが影響し、全体の出荷量は去年より100キロほど少ない150キロになると見込んでいます。
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