歳暮など贈答用としても人気の高い石川県志賀町特産の干し柿「能登志賀ころ柿」の初競りが2日朝、行われました。
鮮やかなあめ色で柔らかく、きめ細かい果肉が特徴の能登志賀ころ柿。
金沢市中央卸売市場には約640キロが持ち込まれ初セリが行われました。
中でも注目は通常の干し柿よりも2回り以上大きく照りの強い最高級品「プレミアム」。
金沢市内の青果店が1箱12個入を30万円で落札しました。
フルーツ坂野・坂野 浩章 社長
「ことしは震災、猛暑、大雨の 影響によって生産者の皆様、大変厳しいと聞いておりますので、少 しでも励みになればとこちらの値段をつけさせていただきました」
元日の地震や9月の豪雨災害の影響で今シーズンの出荷量は例年の半分ほどの見込みですが、大ぶりなものが多く品質は上々だと言います。
競り落とされた能登志賀ころ柿は、2日昼頃から順次、石川県内のスーパーなどの店頭に並ぶ予定だということです。
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