19日朝、金沢市内で国道8号を逆走してきた車が走行中の車と正面衝突する事故がありました。この事故で逆走した車を運転していた男性が死亡しました。
川島 行人 記者:
「午後2時過ぎの金沢市内です。私の横を通る国道8号、一方通行で非常に交通量の多い場所なのですが、けさ、ここで逆走してきたとみられる車が正面衝突する事故を起こしました」
事故があったのは金沢市松寺町の国道8号です。警察などによりますと19日午前6時半過ぎ、国道8号を富山方向から逆走してきた車が走行中の車と正面衝突しました。
この事故で逆走車を運転していた志賀町に住む72歳の男性が病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
衝突された車の運転手:
「なんでここ走ってるんだろうっていう感じのスピードで来ましたね。ブレーキ踏むことしか出来なかったですね」
現場の国道8号は片側2車線の一方通行で、少なくとも500メートル以上は逆走していたとみられていています。
この事故を受け、現場近くのガソリンスタンドで話を聞くと…
ガソリンスタンドの社員:
「全国的にも(逆走の)ニュースが流れて来てるので気にはなってました。やはり他人事ではないなと。こんな身近でも起こるだなと思って。(給油しに来た車に)『どこに行きますか』『どちらの方向に向かわれますか』と聞いて、危ない方向に行かないように信号が青になったら出てくださいと、安全を優先してますね」
警察ではドライブレコーダーの映像などから事故の原因を調べています。
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