かつて「大神宮」と呼ばれた能登一宮、気多大社の歴史をひもとく貴重な資料を集めた展覧会が20日から始まります。
羽咋市の歴史民俗資料館で20日から始まる「渚の正倉院 氣多大神宮展」。
500年前の鵜祭りの様子を記した古文書など気多大社に伝わる貴重な資料に加え、古代の気多大社に関連する大規模な遺跡「寺家遺跡」から出土した銅鏡や勾玉など約100点の展示品が並んでいます。
また、ことしの元日の地震から300日以上にわたり毎日撮影を続けたというドローン映像では、奥能登豪雨や復興花火大会など、現在の能登を克明に映し出しています。
はくい市観光協会・三井 孝秀 会長:
「地震があって災害があって、僕もそうですけど気持ちが落ち込んでいる。そこを何か奮い立たせなくちゃいけないということで、1300年前の能登にスポットを当てて誇りをもって、非常に能登は良いんだぞと発信できればなと思っています」
20日から始まる「渚の正倉院 氣多大神宮展」は来年2月下旬まで開催されます。
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