珠洲市内で夜間の飲食需要を喚起し、なりわい再建につなげようと「相乗りタクシー」の実証実験が始まりました。
これは地域交通の活性化に向けた国のプロジェクトの一環で、被災した珠洲市内の事業者の再建を後押しするのが狙いです。
仮設商店街や飲食店が集まる地区を結ぶスズ交通のタクシーに相乗りすると運賃が無料となり、夜間の飲食需要を喚起するとしています。
利用には予約が必要で2月1日まで週3日間、午後5時半から午後9時半まで運行します。
■北陸信越運輸局 石川運輸支局 猿谷克幸 支局長
「今住まわれている方なりここに支援に来ている方から夜の足ということに対して、なかなか難しいという声をお聞きしまして、相乗りタクシーということで走っておりますので、ぜひ利用していただきたいと」
北陸信越運輸局では今回の結果を踏まえ、来年度の継続を検討するとしています。
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