能登の寒ブリの水揚げが最盛期を迎えています。旬を迎えた冬の味覚。今シーズンの漁獲量はどうなっているのでしょうか。
19日、能登町宇出津で開かれたのは…この時期恒例の「のと寒ぶりまつり」です。
去年は地震で中止となりましたが、ことしは解体ショーのほか、刺身も振舞われ、多くの人が足を運びました。
来場者は:
「おいしい。(どんなところが美味しかった?) 全部!」
「すごく脂がのってて弾力あって、美味しかったです。道とかもまだちょっとガタガタしてる所もあったんですけど、来てこれで応援になればいいなあと思います」
いま、水揚げが本格化している冬の味覚、寒ブリ。
去年12月には…
「150万円、180万円、200万円!」
重さ14キロ以上など厳しい基準をクリアした最高級ブランド「煌(きらめき)」も今シーズン初めてお目見えしました。
漁獲量については毎年500トン前後で推移してきましたが、昨シーズンは地震で操業できない期間があったものの記録的な豊漁に。
今シーズンも漁が始まった去年11月、ひと月で167トンと幸先のいいスタートを切り、2年続けての豊漁が期待されています。
こうした中、2年ぶりに行われた「のと寒ぶりまつり」。能登町沖で水揚げされた脂が乗った寒ブリを楽しむ多くの来場者に担当者は…
「のと寒ぶりまつり」実行委員会・宮藤竜也さん:
「大盛況で何よりです。またいつも通りに(イベントが)出来るように、ブリもいっぱい上がってくれればいいなと思います」
いまがまさに旬!寒の内の今、能登の寒ブリ漁はピークを迎えています。
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