20日は一年で最も寒さが厳しい頃とされる「大寒」です。石川県内の各地で日中は大寒らしからぬ陽気となりましたが、空気が温まりきらない早朝、石川県白山市では恒例の大寒みそぎが行われました。
村松 朋哉 アナウンサー:
「午前9時の金沢駅です。この時間は日も出ていてぽかぽかと感じられます。また駅にいる人の服装を見てみますと、いつもよりも軽装でいるという方が多く見られます」
20日の最高気温は、金沢で11.5℃、小松で13.1℃など、石川県内ほとんどの地点で日中は3月なみの陽気でした。
早朝、雪が残る白山市の白山比咩神社では… 寒さの中で身を清める大寒禊が行われました。
5回目の参加者:
「いつもよりは寒くは感じないです。自分の弱い所とかちょっと強くできるかなと思ってそれからずっと続けさせていただいております」
船を漕ぐ動作で体を温めたあと、冷たい水の中へ…
約5分間、冷水に身を沈めことし一年の無病息災を祈りました。
5回目の参加者:
「1年の始まりなので身の引き締めと、ことし1年何事もないようにという思いを込めてやらせてもらっています」
羽咋市からの参加者:
「元の能登に戻ればいいなと気持ちで禊をさせていただきました」
気象台によりますと、21日も最高気温は金沢で10℃、輪島で9℃の予想で、日中は3月上旬なみの暖かさとなりそうです。
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