小松駅前に北陸電力が建設している複合ビル。その愛称が「ウレシャス小松」に決まりました。一体、どんな意味が込められているのでしょうか。
24日、小松市役所を訪れた北陸電力の松田光司社長。宮橋市長に報告したのは駅前に建設している複合ビルの名称です。
北陸電力・松田光司 社長:
「複合ビルの名前は『ウレシャス小松』。小松でよく使う『うれっしゃ』は楽しいとかうれしい時に使う言葉。そういう感動、うれしさを皆さんと共有したい」
北陸電力が10月の竣工を目指し、建設を進めている複合ビル「ウレシャス小松」。
小松でうれしさを表現する「うれっしゃ」という言葉と英語でいとおしいを意味する「プレシャス」の造語です。
地上10階建てで、北電のオフィスのほか、ホテルや公立小松大学のキャンパスが入り、南加賀最大級870人収容の多目的ホールも整備されます。
北陸電力・松田光司社長:
「市が誘致する企業もあります。そして大学もありますし、ホテルもあります。このビルを拠点にしたイノベーションを我々も積極的に役割を果たしていきたい」
小松市・宮橋 勝栄 市長:
「雇用の創出という部分で金沢から南の大きな拠点になってくるので、にぎわいの創出にもつながることを期待したい」
近年、再開発が進む小松駅周辺。おととしには高架下にフードエリアなどを備えた施設「Komatsu 九」がオープンし…
去年3月には…
「出発進行~!」
北陸新幹線も延伸されました。
さらに、ことしは複合ビルの建設と駅周辺の活性化が期待されていますが…
歩いてすぐの商店街では、夕方以降、営業する飲食店は増えつつあるというものの、日中の人通りについてはこんな声が…
「この通りよ。なんも歩いてる人いないし、やっぱりそれ(駅周辺の開発)に見合った町づくりをしないとね」
「新幹線の効果は小売店にはまだ波及は感じられないんですけど、施設ができるってことはいいことなので、もちろん期待しております」
複合ビルの建設効果がどうなるのか。今後、注目されます。
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