石川県と高知県の絆を深めるイベントとして、金沢市内のホテルで両県の食材を使った料理を提供する「能登復興フェア」の開催が発表されました。
31日、石川県の馳知事や金沢市の村山市長が出席したある発表会。
会場に並んでいたのは… 高知県産の食材やそれを使った料理です。
高知県・濵田 省司 知事:
「一人でも多くの石川県の方々に、高知の野菜・お花、そしてお魚を楽しんでいただければとの思いで参りました」
今回、金沢の主要ホテルでつくる金沢ホテル懇話会が主催する「能登復興フェア」。
加盟する7つのホテルでは、2月1日から石川と高知の食材を使ったメニューが提供されます。
では一体なぜ、高知なのかというと…
実は、金沢市中央卸売市場では、野菜の取扱高のうち高知県産が占める割合が高く、おととしは14億9600万円と全国47都道府県中、4位に…
一方、海産物の取引も盛んで、去年は、金沢市の村山市長自ら全国有数の養殖場を持つ高知県に足を運び、良質なマグロの安定供給を求めました。
こうした縁もあり、今度は逆に被災した石川を応援しようと高知県の濵田知事が訪れ、開催されることになった「能登復興フェア」。
金沢市・村山 卓 市長:
「(高知県に)お邪魔したわけではありますけども、その場で品質管理が非常に高度であることも確認させていただきました。石川県と高知県、両方の食材の良さを感じ取っていただきたい」
コラボメニューは2月1日から2か月間、金沢市内7つのホテルで提供されるということです。
この記事の動画はこちらから再生できます