4日からこの冬一番の寒気が流れ込み、石川県内は、平地も含めて大雪になるところがある見込みです。今後の雪の見通しなどについて、気象予報士が解説します。
市川 栞 キャスター:
ここからは、気象予報士の小野さんとお伝えします。
小野 和久 気象予報士:
お願いします。今回、大雪が心配される理由は、大きく、3つあります。
・今季 最強の寒気居座る
・冬型の気圧配置続く
・JPCZ(大雪をもたらす雪雲の帯) という3つです。
小野:
気象台の週間予報を見ていきましょう。来週の月曜日、10日までずっと 雪マークです。そして、あさって5日は風も強く、ふぶく見込みです。
そして、気温を見てください。いまの時期の最高気温は 7度、最低気温は0度から1度くらいが平年並みですので、どちらも真冬並みです。
小野:
あす4日の予想天気図を見ていきましょう。この強い寒気と冬型の気圧配置が長く続きます。
そして、寒気の色分けの一番濃い色、大雪をもたらすような強い寒気が、石川県内の近くまで迫っています。
小野:
あす4日朝の雪と風の予想です。JPCZと呼ばれる雪雲の帯が朝7時には福井県にかかる見込みです。
4日夕方にかけても福井中心です。あさって5日は次第に北上してきます。
市川:
風が強い状態が続きますね。
小野:
そして、木曜日6日は能登地方にかかります。
ひとつのコンピューターの予想ですので、JPCZの少しの動きなどで降り方が変わってきます。
小野:
24時間に予想される降雪量です。平地では、どの24時間も多い所で加賀・能登ともに30センチです。
市川:
加賀の山地はどの時間帯も70センチですね。
小野:
雪と寒さは長く続きます。どうぞ皆さん、ご注意ください。
市川:
ここまで小野さんとお伝えしました。
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