ヴイエムウェア日本法人は、副社長の山中直氏が2021年1月18日付で社長に就任し、ジョン・ロバートソン社長は退任した。山中新社長は、2007年にシニア・コーポレートアカウントマネージャとしてヴイエムウェア日本法人に入社。「山中氏は営業畑を歩んできただけに、顧客と非常に近しい関係にある」とロバートソン前社長は評価し、後任社長の推薦理由を話した。
山中新社長は「米国発の先端技術を日本の顧客にどう実装していくのかを、常に顧客と一緒になって考えてきた」といい、海外の技術と日本の顧客のビジネスの橋渡し役をこれからも担っていく考えを示した。山中新社長は、05年にヴイエムウェア日本法人の初代社長に就任した三木泰雄氏と同じNECの出身で、カナダ出身で15年に二代目社長に就任したロバートソン前社長とともに日本法人の成長を支えてきた主要メンバーの一人。
就任に際して山中新社長は、ハイブリッドやマルチ型のクラウド環境への対応に続いて、「ユーザー企業の業務アプリケーションの近代化支援に力を入れていく」と話す。ヴイエムウェアは初期の段階ではサーバー仮想化をビジネスの軸としてきたが、その後、サーバーを収容するデータセンター全体の仮想化へと進んだ。オンプレミスとクラウドの混在環境や、マルチクラウドへの対応の強化を行うとともに、その上で稼働する業務アプリケーションの近代化に取り込むことでビジネス拡大を目指す。(安藤章司)
山中新社長は「米国発の先端技術を日本の顧客にどう実装していくのかを、常に顧客と一緒になって考えてきた」といい、海外の技術と日本の顧客のビジネスの橋渡し役をこれからも担っていく考えを示した。山中新社長は、05年にヴイエムウェア日本法人の初代社長に就任した三木泰雄氏と同じNECの出身で、カナダ出身で15年に二代目社長に就任したロバートソン前社長とともに日本法人の成長を支えてきた主要メンバーの一人。
就任に際して山中新社長は、ハイブリッドやマルチ型のクラウド環境への対応に続いて、「ユーザー企業の業務アプリケーションの近代化支援に力を入れていく」と話す。ヴイエムウェアは初期の段階ではサーバー仮想化をビジネスの軸としてきたが、その後、サーバーを収容するデータセンター全体の仮想化へと進んだ。オンプレミスとクラウドの混在環境や、マルチクラウドへの対応の強化を行うとともに、その上で稼働する業務アプリケーションの近代化に取り込むことでビジネス拡大を目指す。(安藤章司)