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日本ヒューレット・パッカード 最新Apolloシリーズを投入 データ分析やAI活用のニーズに幅広く応える

週刊BCN+ 2021年2月12日 9時0分

 日本ヒューレット・パッカード(HPE)は、高性能なGPUとCPUの両方を搭載し大規模なデータ分析用サーバー「Apollo 6500 Gen10 Plus System」の販売を1月27日に始めた。NVIDIAの最新GPU「A100 Tensor Core GPU」とAMDの第2世代EPYCプロセッサーを搭載し、価格は税別502万5000円から。

 高橋健・HPC&AI/MCS事業統括カテゴリーマネージャーは、「最高性能のCPUと、最高性能のGPUの両方を実装したサーバー製品だ」と話す。

 Apolloシリーズは、もともとは科学技術計算用として主に官公庁や研究機関向けに販売してきた。世代が新しくなるに従い比較的大きな民間企業のスパコン用途へと広がり、近年ではデータを分析してビジネスに生かすAI活用のニーズが高まっている。

 科学技術計算用として販売していた時代は、年数台の規模でHPEによる直販をメインにしていた。だが、ユーザー企業の裾野が広がったことで、「これまであまりApolloシリーズを取り扱ってこなかった販売パートナーからの引き合いも急速に増えている」(高橋カテゴリーマネージャー)と、より幅広いユーザー企業に向けた間接販売のチャネルが活性化しているという。(安藤章司)

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