ネットワールドは2月16日、HBAのクラウド型VDI(仮想デスクトップ)サービス「Hi-DaaS(ハイダース)」のシステム基盤刷新プロジェクトで、ネットワールドが提供する日本ヒューレット・パッカード(HPE)のハイパーコンバージド・インフラストラクチャー(HCI)「HPE SimpliVity 380 Gen10(SimpliVity)」が採用され、本格稼働開始したと発表した。SimpliVityは、HPEが提供する次世代オンプレミス消費サービス「HPE GreenLakeフレックスキャパシティ(GreenLake)」を利用して運用されている。
HBAは、13年からHi-DaaSサービスを提供しているが、最近は通常のPCと同様の環境が求められるようになり、動画やウェブ会議などの重いアプリケーションを快適に動作するよう性能、安定性を向上させる必要があった。また、コロナ禍のテレワークや在宅勤務の増加、セキュリティ強化で、VDIのニーズは今後さらに高まると予想され、柔軟な拡張性を確保する必要があった。
旧環境では、チューニングなどに多くの工数がかかっていたことから、サービス基盤の性能や安定性を高めるためにサービス基盤刷新に着手。旧サービス基盤は、3Tier構成で構築されており、運用管理や障害原因の切り分けなどに苦労することも多かったことから、先進的なインフラ環境をシンプルに実現できるHCI製品の導入を決断し、SimpliVityを選定した。
SimpliVityは、高い処理能力や耐障害性を備えていることに加え、高効率な圧縮・重複排除機能や高速バックアップなどの多彩な機能を備えている。また、今回の取り組みを推進するにあたり、ネットワールドの提案や支援が高く評価された。
さらに、採用の大きな決め手となったのが、HPE独自のコンサンプションソリューションであるGreenLakeという。サービス基盤を構築する際、採算性などを考慮して最初はスモールスタートで始め、その後、需要が拡大した際にディスクなどのリソースを追加調達する。この場合、最初に調達した機器とリースのタイミングがずれてしまい、最終的に無駄なコストが残ってしまうことがある。
その点、GreenLakeサービスで導入すると、オンプレミスでありながら、クラウド型と同様に従量課金で使用でき、サービスの成長合わせてコスト効率よくタイムリーに対応可能となる。
また、緊急のリソース追加ニーズにも迅速に対応できるため、Hi-DaaSの基盤構築にマッチした仕組みであると評価された。さらに、通常のリースと異なり、GreenLakeは保守サービスも含まれるためTCO削減にもつながるという。
インフラ構築面での工夫については、SimpliVityの特徴であるHCIコンピュートノードを活用している点が挙げられる。通常のHCI製品では、増設の際にHCIノード本体を追加する必要があり、一方でディスク容量に余裕がある場合、余剰な投資になる。SimpliVityは、安価なIAサーバーをコンピューティング専用のノードとして組み合わせることで、コストを抑えつつ処理能力だけを高められる。
HBAでもこの利点を生かし、「HPE SimpliVity 380 Gen 10」を5ノード、「HPE ProLiant DL360」を5ノードの構成でサービス基盤を構築している。
Hi-DaaSでは、さまざまなアプリケーションに対応するためにフルクローン方式を採用しているが、SimpliVityの圧縮・重複排除機能を生かすことで、十分な領域を確保できている。
GreenLakeによるSimpliVity導入の主な成果に関しては、SimpliVityのストレージが全てオールフラッシュディスクであるため、以前よりも格段に高いレスポンス性能が得られ、動画やウェブ会議などの重いアプリケーションも、快適に動作することが可能となった。また、旧環境ではバックアップにも長い時間がかかっていたが、SimpliVityの高速バックアップ機能により、運用効率が大幅に向上した。
SimpliVityは、インフラ全体をVMware vCenterだけで統合管理できることに加え、クラウドベースの運用監視プラットフォーム「HPE InfoSight」によって故障の予兆などが検知された場合、プロアクティブに通報され、迅速な対応が可能なほか、安定稼働を維持することができる。さらに、GreenLakeにより、必要になった時点でリソースを追加できるため、サービスの成長にコスト効率よくタイムリーに対応可能となった。
HBAは、13年からHi-DaaSサービスを提供しているが、最近は通常のPCと同様の環境が求められるようになり、動画やウェブ会議などの重いアプリケーションを快適に動作するよう性能、安定性を向上させる必要があった。また、コロナ禍のテレワークや在宅勤務の増加、セキュリティ強化で、VDIのニーズは今後さらに高まると予想され、柔軟な拡張性を確保する必要があった。
旧環境では、チューニングなどに多くの工数がかかっていたことから、サービス基盤の性能や安定性を高めるためにサービス基盤刷新に着手。旧サービス基盤は、3Tier構成で構築されており、運用管理や障害原因の切り分けなどに苦労することも多かったことから、先進的なインフラ環境をシンプルに実現できるHCI製品の導入を決断し、SimpliVityを選定した。
SimpliVityは、高い処理能力や耐障害性を備えていることに加え、高効率な圧縮・重複排除機能や高速バックアップなどの多彩な機能を備えている。また、今回の取り組みを推進するにあたり、ネットワールドの提案や支援が高く評価された。
さらに、採用の大きな決め手となったのが、HPE独自のコンサンプションソリューションであるGreenLakeという。サービス基盤を構築する際、採算性などを考慮して最初はスモールスタートで始め、その後、需要が拡大した際にディスクなどのリソースを追加調達する。この場合、最初に調達した機器とリースのタイミングがずれてしまい、最終的に無駄なコストが残ってしまうことがある。
その点、GreenLakeサービスで導入すると、オンプレミスでありながら、クラウド型と同様に従量課金で使用でき、サービスの成長合わせてコスト効率よくタイムリーに対応可能となる。
また、緊急のリソース追加ニーズにも迅速に対応できるため、Hi-DaaSの基盤構築にマッチした仕組みであると評価された。さらに、通常のリースと異なり、GreenLakeは保守サービスも含まれるためTCO削減にもつながるという。
インフラ構築面での工夫については、SimpliVityの特徴であるHCIコンピュートノードを活用している点が挙げられる。通常のHCI製品では、増設の際にHCIノード本体を追加する必要があり、一方でディスク容量に余裕がある場合、余剰な投資になる。SimpliVityは、安価なIAサーバーをコンピューティング専用のノードとして組み合わせることで、コストを抑えつつ処理能力だけを高められる。
HBAでもこの利点を生かし、「HPE SimpliVity 380 Gen 10」を5ノード、「HPE ProLiant DL360」を5ノードの構成でサービス基盤を構築している。
Hi-DaaSでは、さまざまなアプリケーションに対応するためにフルクローン方式を採用しているが、SimpliVityの圧縮・重複排除機能を生かすことで、十分な領域を確保できている。
GreenLakeによるSimpliVity導入の主な成果に関しては、SimpliVityのストレージが全てオールフラッシュディスクであるため、以前よりも格段に高いレスポンス性能が得られ、動画やウェブ会議などの重いアプリケーションも、快適に動作することが可能となった。また、旧環境ではバックアップにも長い時間がかかっていたが、SimpliVityの高速バックアップ機能により、運用効率が大幅に向上した。
SimpliVityは、インフラ全体をVMware vCenterだけで統合管理できることに加え、クラウドベースの運用監視プラットフォーム「HPE InfoSight」によって故障の予兆などが検知された場合、プロアクティブに通報され、迅速な対応が可能なほか、安定稼働を維持することができる。さらに、GreenLakeにより、必要になった時点でリソースを追加できるため、サービスの成長にコスト効率よくタイムリーに対応可能となった。