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MJS、子会社のトライベックとビズオーシャンの合併で体制強化

週刊BCN+ 2021年4月2日 15時35分

 ミロク情報サービス(MJS)は、4月1日付で連結子会社のトライベックとビズオーシャンを合併し、体制強化を図った。 トライベックのデジタルマーケティング事業とビズオーシャンのメディア、広告代理事業を統合することによって、ブランド戦略から顧客獲得、育成までワンストップでのソリューション提供が可能となり、総合型DXコンサルティング企業としてサービスを展開していく。

 ビズオーシャンは、会員数300万人以上を抱えるメディア事業と、ビッグデータを最大限に生かし、新たなDMP(Data Management Platform)ビジネスにつながる広告代理事業を推進しており、集客や顧客獲得活動に強みをもっている。

 一方、トライベックはこれまで培ってきたデジタルマーケティング事業でのCX戦略からオウンドメディアの構築、UI/UXの改善、グロースハックノウハウに加え、同社内のシンクタンク組織であるブランド戦略研究所が推進するエクスペリエンスマネジメント事業によって、業界での確固たるポジションを築いている。さらに、自社開発のマーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI XD(ヒラメキ クロスディー)」の導入数は300社を超えており、ビッグデータマネジメントでの多くのノウハウを所有している。

 今回の合併でトライベック(存続会社)は、デジタルマーケティング戦略をはじめ、ブランド戦略から顧客獲得・育成までワンストップでのソリューション提供が可能となる。今後は、MJSのERP製品やプラットフォームと、トライベックの提供するデジタルマーケティングを融合させた新たな「統合型DXプラットフォーム」の構築を通じ、グループ全体で顧客の生産性向上・競争力強化、DX推進によるイノベーションの創出を目指す。

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