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アズジェント、Interop Tokyo 2021でセキュリティ部門のグランプリを受賞

週刊BCN+ 2021年4月23日 15時24分

 アズジェントは、同社が販売するIoTトータル・セキュリティ・ソリューション「Karamba's Total IoT Security」と、クライアント端末の分離ソリューション「Hysolate Workspace」が、Interop Tokyo 2021で、Best of Show Awardセキュリティ部門のグランプリと準グランプリをそれぞれ受賞した。 Interop Tokyoは、94年から開催されているインターネットテクノロジーの国内最大級のイベント。Best of Show Awardsは、出展企業各社からエントリーされる選りすぐりの新製品を、有力メディア各社のキーマンと、学術界の識者によって編成される審査委員会が審査し、「今年の一品」を決定するアワード。数多くのエントリーからファイナリスト審査会を経て決定する。

 今回、Karamba's Total IoT Securityは、他のIoT分野のセキュリティ対策製品とは異なり、セキュリティ機能の組み込み、脆弱性の検証、出荷後の脅威情報のモニタリングまで、IoT機器のライフサイクルを広くカバーしていることが評価された。すでに、欧州では太陽光発電などを含め10万台超のデバイスの稼働実績があり、今後、日本でもセキュリティSDGsが要求される産業制御機器や車輛、オフィス、家庭用IoT機器など、広い範囲での応用が期待でき、DX(デジタルトランスフォーメーション)セキュリティを支える製品に成り得るとしてグランプリ受賞となった。

 なお、すでに稼働しているIoT機器や運輸車両などに対しては、XGuard Monitorのエージェントを追加することで、ファームウェアに修正を加えることなく、セキュリティ状況のモニタリングが可能となる。これにより、EDR運用によるネットワーク経由での攻撃監視が可能となり、これまで対策が難しかった既存IoT機器や稼働中の車両などのセキュリティ対策を効果的に実現できるようになる。

 Hysolate Workspaceは、新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークなど、働き方改革が求められる中で、BYODでのセキュアな環境を必要に応じ簡単に導入できることで柔軟性の高い運用が可能となることや、ワークスペースOSにWindowsライセンスが不要な点など、導入時のハードルが低くなっていることが評価された。今後、多様な働き方がさらに推進されることが予想されており、さまざまな利用シーンへの対応も期待できるとして準グランプリの受賞となった。

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