セキュアワークスは6月10日、事業戦略説明会を開催した。21年度(2020年2月~21年1月)は、日本法人の売上成長率が同社の各国の法人の中でトップだったことを明らかにした。今年度は、新規業種・地域カバレッジ拡大、パートナー事業の強化、国内企業向けのサービス拡充に注力する。また、9月に本社を東京・大手町に移転させることに伴い、新SOCを開設することも発表した。 グローバルの売上高は前年度比1.5%増の5億6100万ドルだったのに対して、金額は公表されなかったが日本法人は同31%増と高い成長率を示した。同社のマネージドセキュリティサービスを利用している国内企業は、2年前は約100社だったが、現在は200社以上なっているという。廣川裕司代表取締役社長は「パートナーの拡充などの施策が奏功した。2年連続でグローバルにおいて成長率1位となったことは誇らしい」と述べた。
説明会では、松田敏幸・営業統括本部長が日本のセキュリティ市場の動向と同社の重点ソリューションについても解説した。「DXに取り組む企業が増えているが、一方で脆弱性を突いた攻撃が増えている。こうした状況の中では、インシデント影響を最小化する対策に加え、インシデントを発生させない対策も必要となる」とし、各種セキュリティ診断やアセスメントサービスの提案に注力していく方針を強調した。(岩田晃久)
説明会では、松田敏幸・営業統括本部長が日本のセキュリティ市場の動向と同社の重点ソリューションについても解説した。「DXに取り組む企業が増えているが、一方で脆弱性を突いた攻撃が増えている。こうした状況の中では、インシデント影響を最小化する対策に加え、インシデントを発生させない対策も必要となる」とし、各種セキュリティ診断やアセスメントサービスの提案に注力していく方針を強調した。(岩田晃久)