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NTT Com、OCN光でオンライン会議3サービスの通信品質を向上するオプション

週刊BCN+ 2021年7月15日 17時0分

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、リモートワーク環境下で急増するオンライン会議など、映像コミュニケーションの通信品質を向上する新たなオプションサービス「法人向け OCN光 IPoE サービス ワイドプラン アプリコントロール」の提供を7月14日に開始した。

 NTT Comでは、法人向けインターネット接続サービス「OCN光 IPoE サービス ワイドプラン」(ワイドプラン)を従来のPPPoEサービスやIPoEサービス標準プランに比べて大容量化した通信設備で提供してきた。新オプションでは、オンライン会議3サービス(Microsoft Teams、Cisco Webex、Zoom)の通信用として帯域を追加し、利用できる帯域幅を既存のワイドプランに比べて約4倍に拡張するとともに、その他の通信と区別して処理する。

 また、オプションを利用するだけで大規模な回線増設工事を実施することなく、オンライン会議3サービスによるトラフィック増加への対策が可能。回線コストを抑えつつ通信環境を改善したい場合や、ビルや設備上の要因で新たな接続回線の引き込みができない場合の代替手段として活用できる。

 オプションの利用にあたって、顧客側機器の設定変更などは不要なため、手軽にオンライン会議サービスの通信品質を向上し、安定した快適な通信環境で利用することが可能となる。

 価格は月額6380円。別途、法人向け「OCN光 IPoE サービス ワイドプラン」の利用料金が必要。

 なお、10月に法人向けモバイルサービス「OCN モバイル ONE for Business」でも映像コミュニケーションの通信品質向上を実現するサービスを提供する予定。

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