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さくらインターネット、「福岡型ワーケーション推進事業」に参画

週刊BCN+ 2021年7月19日 15時41分

 さくらインターネットは、福岡市と福岡観光コンベンションビューローが連携して実施する「福岡型ワーケーション推進事業」にワークスペースパートナーとして参加し、ワーケーションを実施する企業やチームに対して同社の福岡オフィスをワークスペースとして無料で提供する。利用には事前予約が必要となる。

 福岡型ワーケーション推進事業は、福岡市と福岡観光コンベンションビューローが連携して実施する福岡のビジネス環境の良さや都市機能と自然が近接したコンパクトシティの特徴を生かしたワーケーションを推進する取り組み。同事業では、専用ポータルサイト「W@F(ワフ)」や専用コーディネーターによるプラン提案などを通じて、福岡でのワーケーションを希望する人に向けた情報発信を行うほか、協力旅行会社によるワーケーション旅行商品に対して1宿泊日当たり1人5000円の助成(2022年2月28日宿泊分まで)を行う。

 今回、さくらインターネットでは同事業のワークスペースパートナーとして福岡でワーケーションを実施する企業やチームに対し、開発合宿やハッカソン、事業計画のブレインストーミングなどのコラボレーションのための「コワーキングスペース」と「Wi-Fi・ビデオ会議システム」を提供する。

 また、「セミナー・ハンズオン・メンタリング プログラム」としてクラウドの基礎知識やスマートシティでのデータ活用、同社が経済産業省事業として開発・運用する衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」などをテーマとした無料セミナーやハンズオンセッションを開催し、ワーケーションを参加企業の事業の成長やDX(デジタルトランスフォーメーション)の機会とする。

 さらに、同社の組織内研究所「さくらインターネット研究所」の最新の取り組みについて研究員が解説するセッションや、同社スタートアップ支援チームによるメンタリングなども実施する。

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