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シーイーシー、車載ソフトウェア開発向け「プロセス導入支援サービス」を提供

週刊BCN+ 2021年7月20日 16時30分

 シーイーシーは、車載ソフトウェア開発プロジェクトのプロセス診断、構築、定着化を支援する「プロセス導入支援サービス」の提供を7月19日に開始した。Automotive SPICEやIATF16949、ISO26262、ISO/SAE21434に関する診断・分析、プロセス構築支援実績に基づき、自動車・車載部品メーカーの顧客に向けて組織的で継続性の高いプロセスづくりと現場定着を支援する。

 プロセス導入支援サービスでは、顧客の開発環境やニーズに合わせ、組織的にプロセスが有効に機能するプロセスの可視化・改善・定着を支援するメニューを提供。プロセスを定着させるため、プロジェクトの特性に合わせてプロセスをフィッティングすることを主な特徴としており、フィッティングに必要となる診断や各種支援をそろえている。

 主なサービスメニューとして、「お悩み診断」ではアンケートに答えるだけで、リーダーやプロセス改善担当者の悩みを可視化し、開発の問題点を診断結果として提示する。「プロセス診断」では、開発の成果物をチェックリストで診断したレポートを作成。プロセス定着度合いの可視化やプロセスの強み/弱みを整理する。

 「組織標準プロセス構築支援/テーラリング支援」では、組織標準プロセスの検討や規定書、テンプレート作成の支援を行う。それぞれのプロジェクトに合ったプロセスへのテーラリングを提案し、規定書やテンプレートを改訂する。「フィッティング支援」では、組織標準プロセスの定着状況のモニタリングや品質モニタリングの実施、プロセスの改訂、テーラードプロセスを開発業務に定着させるプロセス準拠と業務の進め方を作業レベルで支援する。

 「エデュケーション」では、プロセス改善から現場定着までさまざまな支援の中でSEPGを含め開発関係者へプロセスに関する知識・経験の伝達と共有を行う。「監査・アセスメント対策」では、Automotive SPICEなどの公式アセスメントや顧客からの監査などの準備を支援する。

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