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SBT、西部ガスに「Microsoft 365」と「Microsoft Intune」を導入

週刊BCN+ 2021年8月25日 17時30分

 SBテクノロジー(SBT)は、西部ガスホールディングスに「Microsoft 365」と「Microsoft Intune」を導入した。

 西部ガスグループは、今年4月に純粋持株会社体制に移行。新たなグループ体制への移行に際し、グループ内の連携強化やコミュニケーションの効率化、働き方の柔軟性向上が求められていた。そこで、すでに導入しているMicrosoft製品との連携・親和性などからMicrosoft 365を選定。また、新たに1000台の配布を予定していたスマートフォンでの利用にあわせてモバイルデバイスの管理を行うMicrosoft Intuneの導入も決定した。

 構築にあたっての要件定義は、SBTの推奨構成案をベースに調整を行ったことで約1カ月で完了、構築作業も約4カ月と目標通りのスケジュールで導入することができた。西部ガスグループでは、2月後半から2000ユーザーの段階的利用を進め、4月からの新体制に合わせてMicrosoft 365とMicrosoft Intuneの本格運用を開始した。

 導入後は、「Microsoft Teams」の活用で社内連絡の1日平均件数が2倍強になるなど、コミュニケーションスピードが向上した。ウェブ会議を簡単に行えるようになったことで業務効率も向上している。また、Microsoft Intuneの導入により、スマートフォンからも安心して利用できるセキュアな環境の整備が進み、移動時間などの有効活用にもつながっている。

 西部ガスグループでは、21年度中にグループ会社17社へ、22年度以降に他のグループ会社にもMicrosoft 365の導入を推進していく予定。

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